溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 待っていた人の姿が液晶画面に映って、自然と頬が緩む。





「今出ます!」





 今日は、クリスマス当日。湊先輩と、デートの約束をしていた。






「行ってきます!」





 お母さんにそう言って家を出ると、すぐに湊先輩の姿があった。






「湊先輩!」






「……っ」






 笑顔で駆け寄ると、なぜか湊先輩は私を見て、口元を隠すように覆った。





「? どうかしましたか?」





「いや……。私服、見慣れないなと思って」





「え?」




「服も髪型もかわいくてびっくりした」




「……っ!!」






 かわいいと言われ、過剰に反応してしまう。よかった……。頑張っておしゃれして……。






「あ、ありがとうございますっ……」