溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「せっかく教えてあげたのにひどっ。ま、ペアリングは学校にはつけられないけど、女の子の憧れだし喜んでくれるんじゃない?」







 ニヤニヤと気持ち悪い顔をしている朝日を無視しながらも、少し肩の荷がおりた気がした。ペアリング、か……。たしかに、おそろいのものとかいいかも。






 今日は莉子と帰れない日だから、帰りにちょっと駅前のショップにでも行こう。ペアルックは恥ずかしいけど、アクセサリーなら……俺も欲しい。莉子に似合うものがあればいいなと思いながら、顔が緩みそうになるのを必死に堪えた。


































 ピンポーン、という音が、リビングに響く。待ちわびていた私は、慌ててインターホンを取った。




「はい!」





『莉子、俺』