溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「あ、莉子ちゃんこの前、ペアルックとかペアリングとか憧れるって言ってたけど?」





 隣でスマホをいじっていた朝日が、思い出したようにそんなことを言ってくる。





「は? この前っていつだよ」




 なんでお前がそんなこと知ってんの?






「紗奈ちゃんのプレゼント買うの付き合ってもらったとき」






「あぁ……。あの日か……」






 朝日の言葉に納得し、怒りがスッと引く。この前、朝日が富里の誕生日プレゼントを選ぶのに俺と莉子で付き添ったんだ。あのときそんな会話をしているとは、思わなかった。






「俺にまで嫉妬とか末期じゃない?」





「うるさい」