溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「彼女からリクエストないのか?」




「いや……一回聞いたけど……」












 俺は、一週間前の会話を思い出した。






『なぁ莉子。本人に聞くのもあれだけどさ……。クリスマスプレゼント何が欲しい?』






 お互い、部活と委員会を終え、一緒に帰っている途中。考えても考えてもいい案が思い浮かばないため、思いきって本人に聞いてみた。




『え? プレゼントですか?』





 きょとんとした莉子は、考えるような仕草をしたあと、言いにくそうに口を開く。





『……そ、それって、ものじゃないとダメですか?』




 ん? ものじゃないプレゼント?






『いや、別になんでもいいよ。何かあるの?』