ゆっくりと休ませてもらったおかげで、翌日には体調はすっかり元に戻っていた。昨日の迷惑を挽回できるように、今日はしっかり働かなきゃ! もちろん、倒れない程度にっ。
「莉子ちゃん、おはよう」
タオルを干していると、背後から声をかけられた。誰かわかりつつ、ゆっくりと振り返る。
「おはようございます!」
笑顔で近づいてくる宮口先輩に、タオルを干している手を休め向き合った。
「体調はどう?」
「もうすっかり元気になりました! ご心配おかけしてすみません!」
「よかった! こちらこそ、仕事押しつけすぎちゃってごめんね」
申しわけなさそうに言われ、先輩が謝る必要はないと首を振る。
「あの……宮口先輩」

