溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「私のせいで湊先輩がサボるのは、嫌です……」





 ただでさえ迷惑かけちゃったのに、これ以上は罪悪感に耐えられない。じーっと、お願いするように見つめると、眉をひそめた湊先輩。





「……わかった。行くからそんな顔しないで」





 その言葉にホッと胸を撫で下ろす。





「でも……一個だけわがまま聞いて」





「わがまま?」





「合宿が終わったらデートしない? 一日中莉子のこと独り占めしたい」





 ふふっ……そんなかわいいわがままなら、いくらでも聞いてあげたい。





「はいっ!」





「ん、決まり。それじゃあ俺行くけど、今日は安静にね。練習終わったらまた来るから」





 納得してくれたのか、湊先輩は笑って立ち上がった。





「あ……湊先輩」