溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 苦しそうに眉間にシワを寄せて聞いてくる湊先輩。その姿に、先輩がどれだけ不安になっているかに気づいた。私は急いで、首を左右に振る。突然で、びっくりしたけど……。






「嫌なんかじゃ、ありませんっ……。先輩が私に向けてくれる気持ちは……全部うれしいです」





「……ほんとに? 無理、してない?」





「してません。湊先輩は誤解してます」





 私も湊先輩のこと、全然わかってなかったけど、先輩も先輩だっ……。





「私、他の男の人と話したいなんて思ってないです。湊先輩がいてくれたら、それだけで十分です」






 正直、湊先輩ほどではないけど、私は男の人がどちらかといえば苦手だった。合宿中に話しかけられるのも少し怖かったし、強いて言うなら、頑張って受け答えしていたんだ。