溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 最後まで、言わせてもらえなかった。私の言葉は、湊先輩に塞がれてしまったから。






 唇に伝うやわらかい感触に、一瞬何をされたかわからなかった。





 き、す?





 ちゅっ……と、かわいらしい音を立てて離れた唇。






「莉子は俺のだから。……誰にも渡さない」






 湊先輩の唇が、今度は私の額に触れる。まるでそれが誓いのキスみたいで、胸が大きく高鳴った。






 ふぁ、ファースト、キス……。突然のことで、味なんてわからなかったけど……キスをされたという事実に、顔が熱くなった。





「ごめん、急にキスなんか……嫌だった?」