「失礼のないようにって……。役に立てるならなんでもしようって思って、必死で……」
自分の不甲斐なさに腹が立って、涙が込み上げてくる。溢れ出したら止まらなくて、自分じゃ制御できなかった。
「でもそれで、逆に湊先輩のこと怒らせちゃって……。せめてたくさん仕事して、湊先輩のサポートをしたかったのに……こんなふうに倒れて、迷惑かけて……彼女失格です」
ポロポロとこぼれ落ちる涙で、湊先輩のジャージが濡れていく。
「自分から参加させてくださいって言ったのに、約束も守れなくて、足手まといで、ごめんなさいっ」
湊先輩は私にとって、とっても自慢の彼氏なのに……。同じようになれない自分が嫌い。湊先輩の優しさに甘えているみたいで、情けなかった。

