「行こ」
私の手を握ったまま、人混みをかき分けるようにして進んでいく先輩。
「「「いやぁあーっ!!」」」
まわりから、女子……あと、男の子の声も少し混じったような悲鳴が上がった。
わ、私……明日から平和に暮らせるのかな……。そう思いながらも、人混みから連れ去ってくれる先輩の手に、救われたような気持ちになる。
というより……先輩の手、すごく熱いような?
不思議に思って、先輩のほうを見る。
――え?
顔は見えなかったけど、髪の隙間から、ちらりと見えた先輩の耳が、驚くほど赤く染まっていた。
私の手を握ったまま、人混みをかき分けるようにして進んでいく先輩。
「「「いやぁあーっ!!」」」
まわりから、女子……あと、男の子の声も少し混じったような悲鳴が上がった。
わ、私……明日から平和に暮らせるのかな……。そう思いながらも、人混みから連れ去ってくれる先輩の手に、救われたような気持ちになる。
というより……先輩の手、すごく熱いような?
不思議に思って、先輩のほうを見る。
――え?
顔は見えなかったけど、髪の隙間から、ちらりと見えた先輩の耳が、驚くほど赤く染まっていた。

