溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「はいっ……」






 申しわけないけど、正直宮口先輩がいなくなることにホッとした。ちらりと朝日先輩のほうを見ると、背中の後ろでピースサインをしている。




きっと、この状況をわかってて助けてくれたんだ。あとでちゃんと、お礼を言わなきゃっ!




 そのとき遠くから、「手があいてるマネージャーいないー?」という声が聞こえ、急いで向かった。






「これ、洗濯回してー!」





「は、はい!」





「ここにラインお願いー!」





「はい!」






 あっちに行きこっちに行きを繰り返し、走り回る。






「ちょっと莉子、働きすぎじゃない?」






 紗奈ちゃんが「休憩しなよ」と心配してくれて、にっこりと笑って見せた。