溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 私は、ただ……。湊先輩に、余計な心配をかけたくなかっただけ。そう言いわけする暇すら与えてもらえず、湊先輩が控え室から出ていくのをただ見つめることしかできなかった。





「私……最低だっ……」





 一人きりになって、その場にしゃがみ込む。





 どうしよう……まさか、湊先輩が告白のことを知っていたなんて思わなかった。別に、やましいことなんて一つもない。むしろ、ないからこそ言わなかったんだ。






 今は合宿中で、私はその手伝いに来てるんだから、湊先輩にはサッカーに集中してもらいたかった。



告白されたなんて言ったら、キャプテンと湊先輩が気まずくなっちゃうんじゃないかなって……湊先輩の足枷にはなりたくなかったから……。でも、結局余計な心配をかけてしまった。