溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「仕方ないか。俺は女子はダメだけど、別に莉子は男嫌いってわけじゃないし、他のヤツとも話したいよね。今日も、部員たちとも楽しそうにしてたし」





 思ってもいない言葉が、口からこぼれて止まらない。こんなこと言いたくもないのに、言わずにはいられなかった。





「湊先輩、あの……」





「なんか、最初の約束どうしたんだろうって思って。別にもうどうでもいいけど」





「先輩、話をっ……」





「俺、部屋戻るから。じゃあ」





 一方的に話を切って、莉子を残して控え室から出た。行く当てもなく廊下を歩き、ハッと我に返って立ち止まってしゃがみ込んだ。





「何やってんだ俺……。子供かよ……」