遠回しな言い方を指摘すると、また意味深な笑みを浮かべたキャプテン。
「うん、それは言えないかな」
返ってきた言葉に、小さく舌打ちをした。なんで、こんな腹が立つことばっかり重なるんだろう。俺、感情の波はあまりない人間のはずだったのに……。
俺はただ、莉子といたいだけなのに、どうしてこうも邪魔者が多いんだ。俺は莉子だけなんだ。俺には莉子しかいないから……。誰にも、奪われたくない――。そう思えば思うほど、嫉妬でどうにかなりそうだった。
その日の練習が終わり、俺はすぐに片づけをしている莉子の元へ向かった。ボトルやタオルの整理をしていたのか、控え室で一人作業をしている莉子を見つける。
「莉子」
「湊先輩! お疲れ様です!」
「うん、それは言えないかな」
返ってきた言葉に、小さく舌打ちをした。なんで、こんな腹が立つことばっかり重なるんだろう。俺、感情の波はあまりない人間のはずだったのに……。
俺はただ、莉子といたいだけなのに、どうしてこうも邪魔者が多いんだ。俺は莉子だけなんだ。俺には莉子しかいないから……。誰にも、奪われたくない――。そう思えば思うほど、嫉妬でどうにかなりそうだった。
その日の練習が終わり、俺はすぐに片づけをしている莉子の元へ向かった。ボトルやタオルの整理をしていたのか、控え室で一人作業をしている莉子を見つける。
「莉子」
「湊先輩! お疲れ様です!」

