溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

……っていう、印象だったのに……。今はこの笑顔が、うさん臭く思えて仕方がなかった。





「……キャプテン、聞きたいことあるんですけど」






「ん? 何?」





「莉子と、前から顔見知りだったんですか?」





 俺の質問に、キャプテンは惚けるような表情をした。






「あれ? 莉子ちゃんから聞いてない?」






 ……何、その言い方。まるで莉子が、意図的に言ってないみたいな……。二人の間に、何かがあったみたいな言い方。無性に腹が立って、キャプテンを睨みつけた。






「何を?」






「んー、いや、僕の口から言うのも変かな……」






 まどろっこしいな……。ていうか、言い方が意味深なんだよ。あ……ムカつく。俺の知らない莉子を、こいつが知っていることが。