胸の中がざわつくという表現が正しいのか、とにかく嫌な予感しかしなかった。
二人の間に、俺の知らない何かがある。そう思うだけで、どうしようもない嫉妬に駆られた。
一人で悩んだって仕方がないので、聞きに行こうと一歩足を踏み出したとき、タイミング悪く莉子がぺこりと頭を下げ、キャプテンから離れていく。すると、キャプテンがこっちに向かって歩いてきた。
「あ、瀬名。どうしたの? 休憩中?」
「……はい」
俺と目が合って、にっこりと笑顔を浮かべるキャプテン。この人のことは、別に嫌いじゃなかった。物わかりがいいし、静かだし、なんの害もないからだ。物腰もやわらかくて、いつも笑顔で優しい人。
二人の間に、俺の知らない何かがある。そう思うだけで、どうしようもない嫉妬に駆られた。
一人で悩んだって仕方がないので、聞きに行こうと一歩足を踏み出したとき、タイミング悪く莉子がぺこりと頭を下げ、キャプテンから離れていく。すると、キャプテンがこっちに向かって歩いてきた。
「あ、瀬名。どうしたの? 休憩中?」
「……はい」
俺と目が合って、にっこりと笑顔を浮かべるキャプテン。この人のことは、別に嫌いじゃなかった。物わかりがいいし、静かだし、なんの害もないからだ。物腰もやわらかくて、いつも笑顔で優しい人。

