溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)




 楽しく話す二人を見て、富里が不思議そうに首を曲げる。






「あの二人、すっかり仲良しですね……。どうしてだろ」






 その言い方が、やけに引っかかった。





「どうしてって?」





 どういう意味?





「いや……。この前まで、よそよそしかったというか……。なんかあったっぽかったんですよね。莉子がちょっと怖がってたみたいな感じだったから……」





「なんかあった?」





 怖がってたって、どういうこと? 目を細めた俺を見て、富里が難しそうな表情をして「うーん」と唸る。






「あたしも詳しいことは知らないんですよね……。なんとなくそう思っただけなんで。ただ、さっきからずいぶん仲良さそうだから、わだかまりでも解けたのかなって」