俺も、軽傷の手当てくらいできる。莉子の手を煩わせるな。
「い、いや? なんか痛くなくなってきたわ」
「お、俺も。気のせいだったみたい!」
乾いた笑みを浮かべ、ペースを落とし俺の後ろへ回った二人。あ……。どいつもこいつもムカつく。裏方に回るって約束だったのに、こんなん一番部員と接する役割じゃん。
莉子に集まる視線を、すべて遮断したい。正直、心配で部活どころじゃなかった。
ランニングメニューを終え、つかの間の休息を取る。タオルとボトルを取って莉子の元へ行こうと思ったとき、莉子が誰かと楽しそうに話している姿が目に入った。
「い、いや? なんか痛くなくなってきたわ」
「お、俺も。気のせいだったみたい!」
乾いた笑みを浮かべ、ペースを落とし俺の後ろへ回った二人。あ……。どいつもこいつもムカつく。裏方に回るって約束だったのに、こんなん一番部員と接する役割じゃん。
莉子に集まる視線を、すべて遮断したい。正直、心配で部活どころじゃなかった。
ランニングメニューを終え、つかの間の休息を取る。タオルとボトルを取って莉子の元へ行こうと思ったとき、莉子が誰かと楽しそうに話している姿が目に入った。

