私を……待っていてくれたの? あの告白は……本当に、本当だったの? 頭が混乱して、うまく言葉が出てこない。聞きたいことがありすぎて、まとまらなかった。
そんな私を見かねてか、先輩は恐る恐るといった感じで再び声をかけてくる。
「……友達?」
えっと、紗奈ちゃんのことかな?
「は、はい!」
ひとまずこくりと頷いて返事をすると、先輩は「そっか」と言ってから、紗奈ちゃんのほうを見た。
「悪い、この子借りていい?」
……え?
「ど、どうぞどうぞ!! もうどこへでも!!」
さっきまで甘いものが食べたい!とあれほど言っていたのに、まるで先輩にプレゼントを差し出すかのように私の肩を押した紗奈ちゃん。
そんな私を見かねてか、先輩は恐る恐るといった感じで再び声をかけてくる。
「……友達?」
えっと、紗奈ちゃんのことかな?
「は、はい!」
ひとまずこくりと頷いて返事をすると、先輩は「そっか」と言ってから、紗奈ちゃんのほうを見た。
「悪い、この子借りていい?」
……え?
「ど、どうぞどうぞ!! もうどこへでも!!」
さっきまで甘いものが食べたい!とあれほど言っていたのに、まるで先輩にプレゼントを差し出すかのように私の肩を押した紗奈ちゃん。

