溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 まさに、青天の霹靂だった。そのときは、突然のことに驚きすぎて、なんて断ったのかもよく覚えていない。




「どうしたの、浮かない顔して」




「ううん! なんでもないよ! 合宿、頑張ろうね!」





 慌てて笑顔を作って言うと、紗奈ちゃんも「そうだね」と返してくれた。なんとか誤魔化せてよかったと思いつつ、私の胸の中はずっと、ざわついていた。













































 合宿当日は、サッカー部の部室前に集合だった。遅刻してはいけないと思い、早く来てしまった私は部室前に向かう。






「あれ? 莉子ちゃん?」





 ……っ、え? 背後から声が聞こえて、反射的に振り返った。そこにいたのは――。