溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「あ! あたしもそろそろ仕事に戻らなきゃ。明日は朝の六時に学校集合だから、よろしくね!」






 宮口先輩に続いて、篠山先輩も部室をあとにした。





 ガクッと肩の力が抜けた気がして、近くのイスに座る。はぁ……びっくりした。





「莉子、知り合い?」





「っ!」





 バレてないと思っていたのに、どうやら何か勘づいたらしい紗奈ちゃんに聞かれた。





「えっと……一学期に、保健委員で一緒で……」





 うん、嘘はついてない、よね……。





「あー、なるほどね。あたしも宮口先輩なら知ってるよ。超有名人だし」




「そ、そうなの?」





 宮口先輩って、有名人だったんだ……。でも、たしかに委員会の中でも人気だった気がする。