溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 とにかく返事をしなきゃと思い、そう言って頭をさげる。そんな私を見ながら、宮口先輩は困ったように笑った。






「そんなに身構えないで。瀬名から話は聞いてるから。『俺の彼女なんで近づかないでください』って、部員に牽制してたよ?」




「えっ……」





 み、湊先輩が、そんなこと……。でも、それを私に言ってくるってことは……。





 ――宮口先輩にはもう、そういう気持ちはないってことだよね?






「ふふっ、まあそれは置いといて、合宿中わからないことがあればなんでも聞いてね。それじゃあ俺は部活に戻るよ」





 そう言うと足早に去っていった宮口先輩。紗奈ちゃんに気づかれないよう、ホッと胸を撫で下ろす。