溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 なぜか眉をひそめ、不機嫌丸出しな湊先輩。






「そんなの、俺のセリフなんだけど」





 ……え?





「俺が毎日どんだけ莉子にときめかされてるか、知らないでしょ?」





 大きな手に、両頬を包まれる。こつんと額をくっつけられ、至近距離で見つめてくる湊先輩。





「どんな顔してもかわいい……。こんなかわいいの他のヤツが見たら、絶対好きになる。そんなことになったら、俺、嫉妬でどうにかなりそう」





 あぁもう……。湊先輩が甘すぎる。こんなふうに思われて、大事にされて、他の人に目移りできるはずがないのに。他の人なんて、どうだっていいのに。頬に添えられている湊先輩の手に、自分の手を重ねた。





「私は……湊先輩しか見てません」





「……っ」