溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「こんな嫉妬深い男……嫌じゃない?」





 あぁどうしよう……。いつもかっこいい湊先輩が、今はかわいくて仕方ない。さっきまでの悲しい気持ちは、どこかへ吹き飛んでしまった。





「全然嫌じゃないです。むしろ……うれしいです」





 私の言葉に、きょとんとする湊先輩。





「うれしい? なんで?」




「だって、それくらい大事に想ってくれてる……ってことですよね?」





 湊先輩の気持ちが、ただうれしい。





「うんざりなんてしません」





 そっと、湊先輩の頭に手を伸ばす。いつも先輩がしてくれるみたいに、優しく頭を撫でた。湊先輩の顔が、じわじわと赤く染まっていく。





「……そんなふうに、俺のこと甘やかさないで」