溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 バツが悪そうな顔をして、フイッと視線を逸らす湊先輩。拗ねたようなその顔がかわいくて、愛しい気持ちがふつふつと湧き上がる。なんだ……。そんな理由だったんだ。





 よかった……。私、除け者にされた気がして、私はいらないって……いなくても平気だからって言われた気がして、すごく寂しかった。まさか、こんなかわいい理由だったなんて。






「……ふふっ」





 さっきまでの涙が止まって、代わりに笑みがこぼれた。





「……笑わないで」





 湊先輩は拗ねた表情で私を見ている。それすらもかわいくて、緩む頬を抑えられない。





「……うんざりした?」





 どこか不安げな声でそう聞かれ、首をかしげる。





「え? どうしてですか?」