溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 もうこの話はやめましょう、という言葉は、湊先輩の強い声に遮られた。






「……え?」




「莉子がダメってことじゃなくて……」






 焦った様子でそう言って、私のほうに手を伸ばしてきた湊先輩。その手が頬に添えられて、優しく撫でられた。じっと見つめてくる瞳は、苦しそうに揺れている。






「ただ、俺が……嫉妬するから、ダメ」




「……え?」






 嫉妬? 想像もしていなかった言葉が飛び出し、頭の上にいくつものはてなマークが浮かぶ。






「……莉子かわいいから、他の男に見せたくない。合宿なんか男だらけだから、そんなところに莉子を行かせたくないんだよ」





 な、何それ……。




「そういう……かっこ悪い理由だから……。わかって」