またしても、ぎくっと嫌な音が鳴った気がした。さっきのことって……朝のこと、だよね……。私を見ながら、困った表情をしている湊先輩。申しわけなくなってきて、私はようやく口を開いた。
「あっ……あの、気にしないでください! 私も、気にしてないので……」
そんな顔をさせたいわけじゃないのに……。
「私、鈍臭いですし……いてもきっと、迷惑しかかけないと思うので……」
気にしなくていいと、平気だと伝えようと、必死に思いついた言葉を並べる。けれど、話している間にどんどん悲しくなってきて、視界が滲んだ。
「ダメって言われても仕方ないって、ちゃんと、わかってるので、あの、だからもうこの話は……」
「莉子。違うから! そうじゃない!」
「あっ……あの、気にしないでください! 私も、気にしてないので……」
そんな顔をさせたいわけじゃないのに……。
「私、鈍臭いですし……いてもきっと、迷惑しかかけないと思うので……」
気にしなくていいと、平気だと伝えようと、必死に思いついた言葉を並べる。けれど、話している間にどんどん悲しくなってきて、視界が滲んだ。
「ダメって言われても仕方ないって、ちゃんと、わかってるので、あの、だからもうこの話は……」
「莉子。違うから! そうじゃない!」

