「つーか、適当に探せばいいだろ。最悪、部員たちでやればいい。たったの二泊三日なんだから」
「え……。二泊三日だからこそ、俺らはサッカーに専念したほうがいいってことじゃん」
「とにかく莉子は参加させないから。富里はお前に任せる」
「なんだよそれ?」
紗奈ちゃんはいいけど、私はダメってこと? それってつまり、私は必要ないって、こと? はっきりと『いらない』と言われた気がして、胸がひどく痛んだ。
じわりと視界が揺れて、慌てて涙を堪える。ダメだ……早く、ここから、立ち去ろう……。
「それじゃあ私……もう、行きますね」
「え? ちょっと莉子……」
「じゃ、邪魔してすみませんっ!」

