「もうずっとこうしてたい……」
莉子の温もりが心地よくて、目を瞑る。そんな俺に届いたのは……。
「私、も……」
今にも消えそうな、かわいい声。控えめに抱きしめ返してきた莉子に、もうお手上げだった。再び莉子の額にキスをした。ポポポッと、瞬く間に赤く染まる莉子。どこまでもかわいいなと思いながら、幸せを噛みしめた。
莉子との恋は、始まったばかり――。
大好きな湊先輩と、晴れて恋人になれた。初めての恋で、まだわからないことだらけだけど……。毎日、行動でも言葉でも愛情表現をしてくれる湊先輩に、幸せをもらっている。

