溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「ていうか、俺のほうこそ誤解させてごめん。俺にとっては普通に母親だったから、まさか彼女って誤解されるとは思わなくて……。あの人もうすぐ四十だよ?」




「二十代後半くらいに見えました……」






 普通に、その真実に驚きを隠せなかった。なんていうか……。さすが湊先輩のお母さん……。そういえば、どことなく顔が似ていたような?






「ちゃんと伝えておけばよかった。ちょっとさ、嫌だったんだ」




「え?」





「俺の母親ってさ、前にも言ったけど、だらしない人なんだ。そんな母親を見られるのが、正直恥ずかしかった。こんな母親に育てられたんだって、思われるんじゃないかと思って……」







 困ったように、微笑んだ湊先輩。






「……そんなこと……」