溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「あ……の、あっ……」





 あたふたしている私を見て、先輩は肯定と取ったのか、安堵のため息をついた。






「そういうことだったのか……」






 ま、待って、あの人……湊先輩の、お母さんなのっ!?






「はぁ……。よかった」







 まだ状況がつかめていない私のおでこに、湊先輩がこつんと額をくっつけてくる。近すぎる距離に、心臓がどきりと高鳴った。目の前の湊先輩の顔は、ひどく安心したような表情をしている。どうやら、私はとんでもない勘違いをしていたらしい。






「莉子に避けられてる間、嫌な想像ばっかりしてた……」






 湊、先輩……。私、一人で勘違いしてたんだ……。