下校時間のため生徒も多く、まわりの視線が一斉に俺へと集まる。そんなことも気にせず、ビクリと肩を震わせた莉子の元へと全力で走って行く。やっと追いついたと思った途端、振り返らずに走り出した莉子。
「……っ、待って!!」
さすがにサッカー部だし、足で負けるわけがない。すぐに追いついて、折れそうなほど細い腕をしっかりと掴んだ。
「頼む……逃げないで」
俺の手を振り払おうとする莉子にそう言うと、ようやくこっちを見た莉子。
「は、離してください……」
「……っ、待って!!」
さすがにサッカー部だし、足で負けるわけがない。すぐに追いついて、折れそうなほど細い腕をしっかりと掴んだ。
「頼む……逃げないで」
俺の手を振り払おうとする莉子にそう言うと、ようやくこっちを見た莉子。
「は、離してください……」

