まずい……。本気でまずい。富里の反応からして、たぶん莉子は俺に何か怒っている。たぶん、避ける理由が俺のほうにあるんだろう。
でも、何をした? デートの約束を破ったこと? いや、でも断ったとき、全然怒った様子じゃなかったしな……。
考えれば考えるほどわからない。食欲も湧かなくて、俺は食べかけのパンを袋に戻した。
「ねーえ紗奈ちゃん、ほんとに知らない? 湊本気で落ち込んでて部活にも影響出てんの。昨日なんて凡ミスのオンパレード。知ってたら教えてくんない?」
隣に座っていた朝日が、珍しく助け舟を出してくれた。余計な言葉も入っているが、事実だから否定できない。
情けないことこの上ないけど、莉子に避けられてからというもの、なんにも身が入らない。
でも、何をした? デートの約束を破ったこと? いや、でも断ったとき、全然怒った様子じゃなかったしな……。
考えれば考えるほどわからない。食欲も湧かなくて、俺は食べかけのパンを袋に戻した。
「ねーえ紗奈ちゃん、ほんとに知らない? 湊本気で落ち込んでて部活にも影響出てんの。昨日なんて凡ミスのオンパレード。知ってたら教えてくんない?」
隣に座っていた朝日が、珍しく助け舟を出してくれた。余計な言葉も入っているが、事実だから否定できない。
情けないことこの上ないけど、莉子に避けられてからというもの、なんにも身が入らない。

