溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 一人その場に立ち尽くしていると、教室の中から紗奈ちゃんが顔を出した。






「そうみたい……。はぁ、緊張した……」






「残念……せっかく明日ルンルンの瀬名先輩が見られると思ったのに」






 ルンルンって……。






「ま、莉子今日フリーになったってことだよね? じゃあ、カラオケでも行かない?」





 え? カラオケ?




「うん! 行きたい!」






 紗奈ちゃんの誘いに、目を輝かせた。テストから解放されて、今はとにかく遊んで帰りたい気分だった。私の返事に、紗奈ちゃんはにっこりと笑う。





「よし決まり! 行こう!!」





「おー!」と手を挙げ、私たちは駅前のカラオケ店に向かった。