溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)



 急いで駆け寄って「お待たせしました」と言おうとした私の声を、湊先輩が遮った。その表情は、どこか焦っていた。







「今日、用事ができたんだ」






 あ……。そ、そっか。







「そ、そうなんですね!」





「ほんとにごめん……。でもデートは絶対にしたいから、別の日に改めて遊ぼう。今日の夜連絡する」




「は、はい」






 残念だけど……。なんだか急用みたいだし、引き止めるわけには行かないよね……。






「それじゃあ、ほんとごめん……バイバイ」





 湊先輩は申しわけなさそうに手を振って、走っていってしまった。




 はぁ……。告白は延期……かぁ……。






「あれ、先輩用事?」