溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)





 他人事のようにそう言ってくる紗奈ちゃん。まだ、何があるかわからないよ……。もしかしたら、湊先輩の気が変わっちゃって、断られるかもしれないし……。






でも、自分の気持ちだけはちゃんと伝えるって決めたんだ。






「が、頑張る!」






 そう言って活を入れるために、頬をペチペチと叩いた。ホームルームが終わり、急いで帰る支度をする。湊先輩、もう待ってるかな?






「紗奈ちゃん、バイバイ!」





「バイバイ!」





 紗奈ちゃんに手を振って、教室を飛び出した。





 ……っ、あ!






「湊先輩!」







 廊下に出てすぐ、壁に背をつけ待ってくれていた湊先輩を発見。





「お待たせし――」




「ごめん莉子」




「え?」