驚いて興奮しっぱなしの紗奈ちゃんに、私もこくりと頷く。驚くのも無理ないよね。
「私もびっくりしたの……どうしてあんなかっこいい人が私なんかに……」
「いや、そっちじゃなくて」
「え?」
「あの人が女子嫌いって噂、聞いたことあるでしょ?」
「うん、少しだけ」
「でも、ただの女子嫌いじゃないんだよ。あの人はもう病気レベルの女子嫌いなの」
病気……レベル?
「どういうこと?」
そう尋ねた私に、紗奈ちゃんは瀬名先輩の女子嫌い伝説を詳しく話してくれた。
「あの人、女子が話しかけても何をしても無視。もはや存在を無視。女子がいる場には絶対に行かないし、女ってつくものは全部毛嫌いしてるらしいの」
そ、そこまで?
「私もびっくりしたの……どうしてあんなかっこいい人が私なんかに……」
「いや、そっちじゃなくて」
「え?」
「あの人が女子嫌いって噂、聞いたことあるでしょ?」
「うん、少しだけ」
「でも、ただの女子嫌いじゃないんだよ。あの人はもう病気レベルの女子嫌いなの」
病気……レベル?
「どういうこと?」
そう尋ねた私に、紗奈ちゃんは瀬名先輩の女子嫌い伝説を詳しく話してくれた。
「あの人、女子が話しかけても何をしても無視。もはや存在を無視。女子がいる場には絶対に行かないし、女ってつくものは全部毛嫌いしてるらしいの」
そ、そこまで?

