溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 キーンコーンカーンコーン。





 テスト終了を知らせるチャイムが、校内に鳴り響く。






「はぁ終わったぁ!」





 隣の席の紗奈ちゃんが、そう言ってうんっと伸びをした。





「ようやく解放された!」





「そ、そうだね」






 こくりと頷いて返事をするけど、実は、心臓がバクバクだった。テストが終わって一段落だけど、私にとっては、このあとのほうが正直怖い。






「ふふっ、莉子にとってはここからって感じ?」






 片手で口元を覆いながらニヤニヤしている紗奈ちゃんに、私は頬を膨らませた。





「も、もう紗奈ちゃん! からかわないで!」





 ぜ、絶対楽しんでるでしょう?






「フフフフフ、頑張ってね! ま、結果なんてわかってるけど!」