溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 ……え? どうやら、私を閉じ込めた人たちのことを言っているらしい。申しわけなさそうに目を伏せた湊先輩に、慌てて否定の言葉を探す。







「謝らないでください。湊先輩は悪くないです! 理由はどうであれ、見つけてくれたのは湊先輩ですっ……」






 湊先輩が見つけてくれなかったら、今もまだ体育倉庫に一人きりだったと思う。





「湊先輩が来てくれて、すっごく安心しました……」






 だから、そんな顔しないでほしい。そう思いを込めて湊先輩を見つめると、ゆっくりと先輩が顔を上げた。






「なぁ莉子」






 まっすぐ見つめられ、どきりと心臓が高鳴る。な、なんだろう?







「抱きしめても、いい?」