溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)





 私の言葉に、紗奈ちゃんはにっこりと笑った。






「いや! ついにかぁ! 頑張れ莉子」





「う、うんっ!!」





「あたしも全然脈なしだけど、めげずに頑張る!!」







 きっと朝日先輩のことを言っているんだろうと思って、私もガッツポーズを作った。






「紗奈ちゃんのこと、応援してるよ!」






 お互いに頑張ろう!!と、ぎゅーっとハグをする。それがなんだかおかしくて、二人で笑い合った。そんなことをしていると、突然カラカラと開かれた保健室の扉。






「莉子、いる?」






 その声は、紛れもなく湊先輩のものだった。






「あらま、ナイトのお迎えだ」






 ボソッと私だけに聞こえる声でそう言うなり、立ち上がった紗奈ちゃん。