溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 キーンコーンカーンコーンというチャイムの音がアラーム音となり、目が覚めた。五時間目が終わったみたいだ。さすがに、次の授業は出なきゃ……。まだ少し体がだるいけど、これ以上休むのは嫌だ。





「莉子ー、大丈夫?」





 起きようと思っていると、紗奈ちゃんの声が保健室に響いて、ベッドを囲むカーテンを少し開けて紗奈ちゃんが顔を出す。





「あ……。紗奈ちゃん」





「休み時間になったから来た。体調どう?」





 そう言って私のベッドに腰かける。






「うん、そろそろ教室に戻ろうかなって思って……。心配かけてごめんね」




「だーかーら、謝るの禁止!」




「ふふっ、はーい」






 紗奈ちゃんに会って元気をもらったからか、自然と笑みがこぼれる。