溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 ふふっ、ほんとにありがとう、紗奈ちゃん……。そう心の中で感謝を述べて、私は再び横になった。ずっと暗闇にいて、急に明るい場所に出て目が疲れたのか、なんだか頭が痛い。





痛みを堪えるように額を押さえたとき、シャッとカーテンが開けられた。





「莉子ちゃん、大丈夫?」





「あっ……先生……」





 顔を出したのは、保健の先生。






「すみません、心配かけてしまって……」





 保健委員なのに、先生の仕事を増やしちゃった。






「いいのよそんなの! それにしても、びっくりしたわ」






 ……ん? 何がだろう? 先生の発言に首をかしげると、なぜかニヤリと口角を上げた先生。





「えっと、瀬名くん、だったかしら?」