溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 違う。湊先輩が謝る必要なんてない。だって、助けてくれた。私のこと、ちゃんと見つけてくれた。






「もうこんなこと、絶対に起きないようにするから。俺が絶対、莉子のこと守るから」






 耳元で告げられたその言葉に、決意のようなものが込められている気がした。その声と、湊先輩の体温がとても心地よくて、私は先輩の腕の中で、そっと目を閉じた。





























「ん……」






 ……あ、れ? ここ……どこ?





「莉子!!」






 ゆっくりと広がっていく視界の片隅。そこに映った紗奈ちゃんの顔は、安堵の表情を浮かべていた。状況を把握できず、ゆっくり体を起こすと、紗奈ちゃんがぎゅうっと抱きついてきた。






「ここは……」