溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)




「ちょっと待って、みんなに連絡入れる」





 私を抱きしめながら、片方の手でスマホを操作し始めた湊先輩。





「みんな?」





「富里から、『莉子がいなくなった』って連絡きたんだ。朝日と三人で探してた」





 連絡を入れ終わったのか、スマホをポケットに戻し、両手で強く抱きしめてきた湊先輩。






「よかった……見つかって……」






 苦しいくらい抱きしめられて……。でもそれが、とても心地よかった。本当に心配してくれたんだというのが伝わって、うれしかった。





「誰に閉じ込められた?」






 抱きしめたままそう聞いてくる湊先輩に、ビクリと肩が震える。





「言って。じゃないと莉子のこと、守れない」