うん。よし、みんな寝たね。




音を立てずにそーっと・・・


よし。


『ここも今日でおさらばか…』

やっぱ悲しいな。


『今までありがとうございました』

そう言って礼をして公園に向かって歩き出した。






歩いている時は私が小さくて家族みんなが幸せだった頃を思い出していた。




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『まってー、ママー!パパー!おにーちゃーん!』

兄「結莉おせーよ!」

『うるさい!フンッ。』

母「まぁまぁ、早く家に帰るわよ」

父「そうだぞ。仲良くな?」

『「はーい…」』

母「ふふっ」

父「ははっ」

『なにわらってるのー!』

「なんでもないわよ」

『まぁいっか!』

そんなやりとりをしてみんなで笑いあっていた。



でも…

でもある日…