──ズキッ

痛っ・・・!

そういえば前のアザも治ってなかったし今日新しいアザができたんだった…

でもこれはバレないようにしとけばいっか。

「頭上げて?」

ふぅー。バレないように・・・


優しい声がふってきたから言葉どうり頭を上げた。

そしたらイケメンの金髪の人が立っていた。


さっきは金髪しかわからなかったけどちゃんと見るとカッコイイ…


「何があったか知らないけど今の時間にここにいるってことは家出でしょ?」

え…すごい……

『はい…そうです。』

「じゃあさ、こんな時間にここにいるのは危険だからちょっと着いてきなよ」

…はい?

まぁこの人悪い人ではなさそうだけど…ね……

『あのーどこに行くんですか?』

「んー俺たちの居場所?」

なぜ疑問形?

しかも今“俺たち”って 言ったよね・・・?

ま、まさか…