本当の名を探し求めて~出会い~

「緊張した~。いきなりとか聞いてないよ~」

ボソッと呟くと

「みーちゃん!凄いね!
1発で合格だったじゃん~!」

笑顔で駆け寄ってきた
ゆーちゃんがキラキラした目で言う。

「あ、ゆーちゃん…。
合格したのはいいけど…恥ずかしかったよ…」

「だよね~!私なんか、2回もやり直ししたよ~
ここの学校、服装厳しいね。」

シュンとした顔で俯く彼女。

可愛い……うさぎみたい…
そう思ってると、後ろから声をかけられた。

「瑠璃城 美香さん」

「はい?なんですか?」

そこに立っていたのは、
ゆーちゃんと正反対の人でクールな印象。
パッと見たら男と間違えそうな感じがする。

「俺は、神月 柚(こうづき ゆず)。よろしく」

「……よろしく」

まさかの俺っ子で驚き間が空いてしまった。