懐妊一夜~赤ちゃんを宿したら極上御曹司の盲愛が止まりません~

「あ、そろそろ時間だ」

余裕を持って準備を始めたはずなのに、髪型や化粧や服装が気になり始めて、あれこれとやり直しているうちに時間は十一時になろうとしていた。

結局、髪はシニヨンスタイルにまとめて化粧はナチュラルに、そして服装はシンプルな黒のVネックニットにストライプが入った白のタイトスカートを合わせることにした。

そしてライトグレーのタイトめなコクーンコートを羽織り、私は玄関へと向かった。

外に出るとそれからすぐに結斗さんが車で現れた。

「おはよう、蜜葉。身体が冷えるから中で待っていてくれてよかったのに」

「おはようございます。ちょうど今、部屋を出たところなので大丈夫です」

「そうか。ならばそろそろ行こうか?」

「はい……」