懐妊一夜~赤ちゃんを宿したら極上御曹司の盲愛が止まりません~

そして週末を迎えた。部屋の窓から外を眺めれば、雲ひとつない真っ青な空が広がっている。

ふーっと息を吐き、部屋の時計を見上げた。時刻は八時を少し過ぎたところだ。

今日は十一時過ぎに結斗さんがアパートに私を迎えに来ることになっていて、結斗さんのお母さんとは食事をするレストランで落ち合うことになっている。

なんだか胸がそわそわして昨夜はゆっくり寝れなかった。そのせいか頭が重くて身体がだるい気がして、気持ちをリフレッシュさせようとシャワーを浴びることにした。

蛇口を勢いよく捻れば、シャワーの熱い飛沫が身体を刺激して、シャワー室を出た頃にはすっかり身体の気怠さが消えていた。

“なんとか今日という日を無事に乗り切れますように……”

洗面室の鏡に映る自分自身を見つめながら心の中でそうつぶやいて、ゆっくりと身支度を始めた。