懐妊一夜~赤ちゃんを宿したら極上御曹司の盲愛が止まりません~

そして露天風呂から上がり、浴衣に着替えると露天風呂の隣にある屋根付きのソファー席に結斗さんと並んで座り、シャンパングラスを合わせながらニコリと微笑み合う。

「それにしても綺麗ですね」

空を見上げると、キラキラと光り輝く満天の星空が広がっていて、自然と頰が緩んでいく。

「東京じゃこんなにも綺麗な星空は見られないからな。しっかり目に焼き付けたいものだ」

「はい、そうですね」

標高の高い空気の澄み切ったこの場所で見る星空は、格別で目を奪われる。

「蜜葉とふたりゆっくりしながら、こんな素晴らしい空間を共有できて幸せだ。心がとても安らいでいるよ」

「私もです。結斗さんいつもお仕事忙しそうにしているし、気が休まることがなかなかないと思うので、今日はゆっくりしましょう」

「ああ。気遣いありがとう。仕事だとなかなか気が休まることがないからね。叶えたい夢があってついついのめり込んでしまうんだ」

「叶えたい夢ですか?」

結斗さんの発言が気になり、そう聞き返す。